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Al Manshiya / Kent / Natural (アル・マンシヤ / ケント / ナチュラル)

Al Manshiya / Kent / Natural (アル・マンシヤ / ケント / ナチュラル)

イエメン・ダマール州、マグリブ・アンス地区の西部に位置する谷間の集落アル・マンシヤ。アル・オファイリ族の農家たちが、湧き水と伝統的な灌漑に支えられた段々畑で、コーヒーや穀物、果樹を育てています。樹齢30年を超えるコーヒーの木も多く、標高1,900〜2,100mの環境でじっくりと実を結びます。品種はケント。インドで名付けられた品種ですが、その系譜はイエメン古来のコーヒー集団へとさかのぼる、いわば「里帰り」した品種です。

完熟したチェリーのみを手摘みし、収穫から数時間以内に農園で回収してQimaの自社施設へ運ぶことで、カビや意図しない発酵を防いでいます。チェリーは果肉をつけたまま高床式の乾燥棚で15〜25日間かけて乾燥させます。定期的に手で撹拌し、水分・密度・糖度(Brix)を常にモニタリングすることで、果実を均一に仕上げています。水が貴重なイエメンで受け継がれてきた伝統のナチュラルを、Qimaの精密な管理のもとで磨き上げた、クリアな味わいのロットです。

産地: アル・マンシヤ < マグリブ・アンス < ダマール < イエメン
標高: 1,900-2,100MASL
品種: ケント
精製: ナチュラル

税抜価格:
10kg: ¥13,690/kg
5kg: ¥13,890/kg
2kg: ¥14,190/kg

産地: アル・マンシヤ

アル・マンシヤ
アル・マンシヤは、バニ・オファイルを構成する集落のひとつです。Qimaは2021年からこの地で活動し、雨水を貯める貯水池の建設、苗木の提供、農家へのトレーニングを行ってきました。フレッシュチェリー・サプライチェーンを通じたチェリーの調達も行っています。アル・オファイリ族の土地にある谷間の集落で、周囲にはコーヒー、穀物、果樹の段々畑が広がっています。同じ畑にバナナ、モモ、ブドウが一緒に育つことも多く、湧き水と雨水、伝統的な灌漑が畑を潤しています。樹齢30年を超える木も多くあります。最年長の農家たちは、苗木が買えなかった時代の木の育て方を今でも語ることができます。灰と藁に浸した種から育てていたそうです。

谷の農家の一人、グスン・ガーレブ・アル・オファイリは、バニ・オファイルで最も経験豊富な生産者の一人です。アル・マンシヤの段々畑で2,000本以上の木を天然の堆肥で育てています。2025年のQimaオークションには自身の名前で出品し、9位に入賞しました。谷へ至る道は険しく、ワディ・アル・マンシヤへの道は車高の高い車両でしか通れません。手作業で道を整備しなければならないことも珍しくありません。農家が常に警戒しているのは春の雹で、チェリーが実る前に枝から花を落としてしまうことがあります。収穫期には谷全体がひとつになります。家族や近所の人々が一緒に段々畑を登り、チェリーを背負って山を下ります。

マグリブ・アンス
マグリブ・アンスは、ダマール州で最大級の地区のひとつです。ダマール市の西に位置し、南はイッブ、西はウトマに接しています。火山性の段々畑が標高1,600〜2,500mにかけて広がり、夏は穏やかで冬は冷え込みます。年間降雨量が250〜400mmを超えることはほとんどないため、農業は季節の雨と湧き水に頼っています。段々畑まで家畜が水を運ぶことも少なくありません。主要な作物はコーヒーで、カート、穀物、バナナ、マンゴーと共に育てられています。収量を脅かす病気としては、コーヒーの黄化病が常に警戒されています。地区の名は、マズヒジ族のアンス・イブン・マーリクに由来します。

ダマール
ダマール州はイエメン中部の高地、サヌアとタイズの間に位置し、面積は約7,935平方キロメートルです。その名はヒムヤル王国の王、ダマール・アリ・ヤフブル2世に由来します。谷あいでは数千年にわたって農業が営まれてきました。ヒムヤル時代の古代ダム「アドラ・ダム」も今なお残されています。現在はアンス、バニ・ファドル、ウトマ、ジャバル・アッシャルクの段々畑でコーヒーが栽培されています。ダマール州はイエメンのケントやSL28の産地で、北部のイエメニアの土地とは遺伝的に一線を画しています。

品種: ケント

ケントは1920年代、インドにあった英国人農園主L.ケントの農園で初めて記録された品種です。当時アジア全域のアラビカ農園に壊滅的な被害を与えていたコーヒーさび病への耐性を理由に選抜されました。遺伝子研究によると、ケントはイエメンのティピカ・ブルボン系統に属しています。この系統は、17〜18世紀にイエメン南部のモカ港やアデン港から持ち出された種子の創始集団にさかのぼり、世界で最も広く栽培されている多くの品種の遺伝的な基盤にもなっています。つまり、ケントが今イエメンで育てられていることは、いわば「里帰り」なのです。

イエメンでは、ケントは主にダマール州の標高約1,800〜2,100mの乾いた火山性の土地で栽培されています。少ない降雨量と薄い土壌に適応してきたこの品種によって、ダマール州は北部のイエメニアが主流の高地とは遺伝的に異なる地域となっています。

精製: ナチュラル

コーヒーを洗うには水があまりにも貴重な土地で、ナチュラルプロセスはイエメンの農家が環境に逆らわず、共に生きてきた方法です。年間降雨量が250〜400mmを超えることがほとんどないマグリブ・アンスでは、その理にかなった営みが風景そのものに刻まれています。Qimaのフレッシュチェリー・サプライチェーンは、この伝統を守りながら、精密な管理のもとに置いています。

完熟したチェリーのみを摘み取り、収穫から数時間以内に農園で回収してQimaの自社施設へ運びます。こうしてカビや意図しない発酵を防ぎます。施設ではチェリーを丸ごと高床式の乾燥棚に広げ、15〜25日間かけて乾燥させます。定期的に手で撹拌しながら、水分・密度・糖度(Brix)を常にモニタリングします。これにより果実が均一に仕上がり、カップに透明感が生まれます。

容量
¥147,852 単価 ¥14,785/キログラム

(税込・送料別)

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