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Al Kawlah / Yemenia / Deep Fermentation (アル・カウラ / イエメニア / ディープ・ファーメンテーション)

Al Kawlah / Yemenia / Deep Fermentation (アル・カウラ / イエメニア / ディープ・ファーメンテーション)

イエメン・サヌア州西部、ハイマ・ハリジヤ地区の小さな村アル・カウラ。
標高2,300mの高地で、40の小規模農家の家族が、暑く雨の多い夏と厳しく冷え込む冬のなかでコーヒーを育てています。家族はコーヒーのほかに野菜やトウモロコシを育て、農具づくりや繊細な刺繍の伝統も今に受け継いでいます。

品種はイエメンにのみ存在する新たな遺伝グループ「イエメニア」です。600年にわたる過酷な環境が育んだ在来種ならではの個性を持ち、Qimaのフレッシュチェリー・サプライチェーンを通じて農家一人ひとりまでトレースされたロットです。

収穫から数時間以内に完熟チェリーのみを農園で回収し、Qimaの自社施設で30日以上かけてゆっくりと乾燥させるディープ・ファーメンテーションを採用しています。チェリーを二層に重ねることで乾燥床の中に半嫌気的な環境をつくり、定期的な撹拌で通気を管理しながら、均一で安定した発酵を促します。イエメン伝統のナチュラルをさらに一歩進めたこの精製により、ナチュラルを超える豊かな果実感と厚みのある質感が生まれます。それでいて、テロワールと品種の個性はしっかりと保たれています。ナチュラルと、密閉タンクとガス制御を用いるQimaのアルケミーとの中間に位置する、奥行きのあるロットです。

産地: アル・カウラ < ハイマ・ハリジヤ < サヌア < イエメン
標高: 2,300MASL
品種: イエメニア
精製: ディープ・ファーメンテーション

税抜価格:
10kg: ¥14,490/kg
5kg: ¥14,690/kg
2kg: ¥14,990/kg

産地: アル・カウラ

アル・カウラ
Qimaはフレッシュチェリー・サプライチェーンを通じて、アル・カウラの農家からコーヒーを調達しています。チェリーは収穫から数時間以内に農園で回収され、農家一人ひとりの単位までトレースされます。その後、村のコーヒーとしてひとつのロットにまとめられ、Qimaの自社施設で精製されます。アル・カウラはサヌア市の西側、ハイマ・ハリジヤ地区にある小さな村で、コーヒーの産地としてよく知られています。限られた小さな区画で、40の家族がコーヒーを収穫しています。暮らしは暑く雨の多い夏と、厳しく冷え込む冬のあいだで営まれています。

家族はコーヒーのほかに野菜やトウモロコシ、カートを育てています。村には手仕事の伝統も根付いています。鋤や斧などの農具を手づくりする家族がいるほか、女性たちは繊細な刺繍の技を受け継いでいます。その刺繍は農具や、イエメンの男性が身につける伝統的なベルト「ジャンビーヤ・ベルト」に施されています。

ハイマ・ハリジヤ
ハイマ・ハリジヤは、サヌア州西部の高地に位置する地区です。東はバニ・マタル、北はハイマ・ダヒリヤ、西はマナハ、南はダマールに接しています。イエメン最古級の農村が点在し、山の斜面には手掘りの灌漑水路に支えられた段々畑が連なります。収穫期には近所の人々が夜明けとともに集まり、チェリーを選別しながら、乾燥させた果皮でギシル(コーヒーの果皮茶)を焙煎し、語らいの時間を過ごします。

紺碧の山並みに抱かれたこの地では、肥沃な土壌と澄んだ空気、穏やかな気候に恵まれ、標高1,800〜2,350mでコーヒーが育てられています。チェリーがゆっくりと熟すことで、複雑な風味が育まれます。ワディ・アリ、ワディ・サルフ、ワディ・バニ・アハメドといった渓谷を擁し、ムフハク砦やアル・マナール砦などの歴史的な名所も残されています。

サヌア
サヌア州のコーヒーを支えているのは小規模農家で、コーヒーを主な収入源としています。サヌア州は、品質・生産量ともにイエメンのスペシャルティコーヒー生産において最大のシェアを占める地域です。かつてはモカ港から輸出されるコーヒーの中心地として栄え、世界でも有数の長い歴史を持つコーヒー文化が今も受け継がれています。その一方で、年間降雨量は平均わずか244mmと、世界のコーヒー産地の中で最も少ない地域です。世界平均の1,368mmと比べると、その差は歴然としています。

品種: イエメニア

イエメニアは、アラビカ種の中で新たに特定された「母体品種」で、世界でもイエメンにのみ存在します。この発見は、未開拓の遺伝的多様性が眠る巨大な宝庫を明らかにしました。今後数世紀にわたりアラビカコーヒーの世界を塗り替える可能性を秘めた、新たな品種の源です。イエメニアは、Qima CoffeeがDr. クリストフ・モンタニョンと共同で進めた研究開発プログラムの中で明らかになりました。このプログラムでは、25,000平方キロメートル以上に及ぶ、イエメン史上最大規模のコーヒー遺伝子調査が行われました。

この発見は、学術論文「Unveiling a Unique Genetic Diversity of Cultivated Coffea Arabica L. in Its Main Domestication Center: Yemen」で詳しく報告されています。イエメンのコーヒー栽培環境は、少ない降雨量と激しい寒暖差という極めて過酷なものです。1400年代にコーヒーが伝わってから600年にわたり、この環境が強靭な在来種を育んできました。世界の他のどこにも見られないイエメニアは、未知の遺伝的ポテンシャルを秘め、世界のコーヒーに変革をもたらす可能性を持っています。イエメニア・グループの中から新たな品種を特定するための研究が、現在も続けられています。

精製: ディープ・ファーメンテーション

ディープ・ファーメンテーションは、イエメン最古の精製法であるナチュラルを出発点に、さらに一歩踏み込んだプロセスです。ナチュラルと同様に果肉をつけたままチェリーを乾燥させますが、時間をかけた丁寧な重ね方によって発酵をより深く導きます。完熟したチェリーは収穫から数時間以内に農園で回収され、Qimaの自社施設で30日以上かけてゆっくりと乾燥されます。その際チェリーを二層に重ねることで、乾燥床の中に半嫌気的な環境をつくり出します。

乾燥中は定期的に撹拌して通気を管理し、発酵のムラを防ぎます。周囲の環境も常にモニタリングし、プロセス全体を安定かつ均一に保ちます。こうして生まれるのは、厚みのある質感と際立つ果実感です。それでいて、テロワールと品種本来の個性はしっかりと保たれています。ナチュラルとQimaのアルケミー・プロトコルの中間に位置する精製で、ナチュラルより力強い表現を持ちながら、アルケミーのような密閉タンクやガス制御は用いません。

容量
¥156,490 単価 ¥15,649/キログラム

(税込・送料別)

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